マルシェイベント「ねこにゃんマルシェ in 山口」が1月29日、山口・湯田温泉の「防長苑」（山口市熊野町4）で開かれる。

羊毛フェルトのワークショップも

　2018（平成30）年11月に初開催し、5回目となる同イベント。主催する「整体AQUA（アクア）」（平井）の渡部佳奈子さんは保護猫14匹と暮らす猫好きの整体師で、猫雑貨も見かけたらついつい買ってしまうという。「30代の頃はシルバーアクセサリーなどハンドメードが趣味で、イベントにも出店していた。1人で整体をやっているので、猫好きな人達と一緒に楽しいことができたらいいなと思ったのが、このイベントの始まり」と話す。

　当日は県内外から23店が出店し、「ハンドメードブース」「ワークショップブース」「鑑定ブース」「企業ブース」「癒やしブース」の5つに分けて展開する。

　ハンドメードブースは、ハンドメード作家が猫雑貨を中心とした布小物、イラスト、カレンダー、布バック、アクセサリー、生活雑貨などを販売する。

　ワークショップブースは、羊毛フェルト、とんぼ玉＆万華鏡、アルコールインクアート、オリジナルアロマスプレー作りなど。鑑定ブースは、霊視鑑定、筆跡診断、手相・カード占い、癒やしブースは、整体やマッサージなどの施術を行う。企業ブースは、「ふみおか仏壇店」が出店してペット用の仏具一式や猫柄の御朱印帳を販売するほか、相談も受け付ける。

　このほか、渡部さんが集めた猫雑貨やイベント参加作家のグッズ「作家賞」などが当たる「ねこ好きお楽しみくじ」（1回200円、空くじなし）を行い、売り上げの一部をボランティア団体に寄付する。

　渡部さんは「初開催時は8店の出店だったが、横のつながりができて出店者も増えた。出店者同士でコラボの話をするなど縁の広がりには感謝の気持ちしかない。3回目からは犬・猫の譲渡会などを行っているボランティアの人も参加してくれている。コロナ禍もあって延期したり規模を縮小したりしながらやってきたが、柳井や下関など遠方から来るリピーターも多く、楽しんでもらえている」と話す。

　「犬の服や雑貨を販売する作家も出店するので、ワンちゃん好きにもぜひ来てほしい。猫ちゃん、ワンちゃん、ハンドメードが好きな人が集まり、マルシェを通して作家や企業のことを知ってもらうきっかけになれば。一日楽しんでほしい」と来場を呼びかける。

　開催時間は10時～15時。