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宇部の画廊で「空飛ぶガラス」展、モビールや吊りランプなど250点展示

「ガラスを通して深呼吸して癒やされてほしい」と桜井さん

「ガラスを通して深呼吸して癒やされてほしい」と桜井さん

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 宇部市新天町の画廊「GALAXY(ギャラクシー)ふくなが」で現在、作品展「空飛ぶガラス」が開かれている。

ガラス作家・桜井彩さんの作品

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 同展は、周南市出身のガラス作家・桜井彩さんの5回目となる作品展。透明や太陽の光にキラキラと反射する光といった素材の美しさや吹きガラスの工程に魅力を感じ、ガラスに携わり20年になるという。2014(平成26)年、周南市に個人工房を構えた。

 「空飛ぶガラス」をテーマに、ステンレスワイヤーが付いた「モビール」やランプシェード「吊(つ)りランプ」などの空間ごと楽しめる作品のほか、グラスや食器、花器など普段使いできる作品から、アクセサリー、ガラスの振り子「ゆらぎボンボン」、一輪挿しの付いた人型の置物「花を届ける人」まで種類を幅広くそろえ、約250点を展示即売する。価格帯は1,000円~3万円前後。

 「制作する上でのインスピレーションは散歩や旅行から。ガラスに無理をさせないよう、力をかけずに自然なガラスのラインが出るように心掛けている」と桜井さん。「時間や季節によって変わる光の入り方によって、見え方も変わる。ガラスに入り込む気泡、光を通してテーブルや壁に映り込む柄の影などを楽しんでほしい。ちょっとした生活の楽しみになれるようなものをこれからも作り続けたい。日々の暮らしの中で、何も考えずに深呼吸できるような時間をガラスを通してつくれたら」と話す。

 開催時間は10時~18時30分。水曜定休。今月12日まで。

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