山口市中心商店街内にベーカリーカフェ「APRICOT（アプリコット）」（山口市米屋町3、TEL 083-922-2158）がオープンして1カ月がたった。

山口井筒屋ほど近くの「アプリコット」

　店舗面積は約25坪。カウンター8席、テーブル席10席。同店は、2012年７月にオープンし、女性客を中心に人気店となったパンケーキ店「cafe ぷらり」1階に姉妹店としてオープン。「焼きたて」をコンセプトに、店内で手作りするパンを提供する。

　店内は木目調を基調に仕上げ、一番人気の「塩パン」（100円）や「季節のフルーツデニッシュ」（200円）、「ピザスティック」や「フォンダンショコラ」（以上150円）、「ミニくるみパン」（40円）など35種類～40種類のパンと「ミックスサンド」や「BTLサンド」（以上550円）など4種類のサンドイッチ、約20種類のドリンクを用意する。中心価格は140円前後。テークアウトもできる。

　毎日客足を見ながら16時頃まで随時出来たてを並べ、毎月5種類ほど新作パンも提供していく。

　出店のきっかけについて、飲食店・ブティックを展開する「いとう」（同）の伊藤武治社長は「2年ほど前からパンを前面にした店舗の構想はあった。『ぷらり』には月間約2000人の来店があることからも、相乗効果などを見込み、同所で営業していたブティックを移転し、当社の飲食部門3店舗目として出店した」と話す。

　オープンから1カ月がたった。平日は、ランチタイムには周辺企業のビジネスマンや主婦層、夕方には大学生や高校生などの学生の来店があり、週末にはファミリー層も目立つ。

　「今後は県産食材も積極的に使っていきたい。夏に向けては、話題の『メロンパンアイス』なども販売していく。ゆっくりとした空間で、リーズナブルに出来たての味を楽しんでもらえたら」とも。

　営業時間は10時30分～18時。水曜定休。