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山陽小野田で「現代ガラス展」始まる ガラス作品61点、地元作家初受賞

「ガラスのイメージを覆すような作品」が61点展示されている

「ガラスのイメージを覆すような作品」が61点展示されている

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 3年に一度開かれる「現代ガラス展 in 山陽小野田」が7月7日、おのだサンパーク(山陽小野田市中川6)で始まった。

満票で大賞に輝いた「Fascination with Magnification II」

 同展は「窯業のまち」として発展した山陽小野田市が、2001年から開催しているガラス作品の公募展。文化の伝承・発信のほか、若手作家の育成も目的で、応募条件が45歳以下の作家であることから「若手作家の登竜門」として知られる。

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 7回目の今回は、国内外から88点(内3点は現物破損などで辞退)の応募があった。同展では4月の審査会で選出された入賞8点、入選49点に加え、前回の入選・入賞作品や審査員が制作した特別出品4点を展示する。

 大賞を受賞したのは、勝川夏樹さん(26)が手掛けた「Fascination with Magnification II」。キルンワークの技法で制作した同作の「独創性」などが高く評価され、満票を獲得した。ホンムラ審査員賞には、同市在住で「きららガラス未来館」スタッフの川田絢子(27)さんによる「吸収」が選ばれた。地元作家の受賞は今回が初めて。

 会場では各作品をガラスケースに入れず、間近な距離で鑑賞したり、写真撮影したりできる。ガラス作品の技法が学べるビデオ上映コーナーや、入選・入賞作家22人が制作したガラス小物を購入できる「ミュージアムショップ」(入場無料)も設ける。

 初日は開会式や表彰式などのために受賞者8人が出席予定だったが、西日本を中心とする「平成30年7月豪雨」が影響して3人が出席。14時開場ながら同展ファンを中心に164人が足を運び、新進作家の芸術作品に親しんだ。前回の総来場者数は9425人で、今回も1万人ほどの来場を見込んでいる。

 同実行委員会事務局の渡辺俊浩さんは「今回はカラフルな作品が多く、前回とはまた違った味わいがある。一般的なガラスのイメージを覆すような作品に触れて、驚きや感動を体感してもらえれば」と話し、「会場内で来場者が好きな作品を選ぶアンケートを行っている。お気に入りの作品を見つけてほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~19時。入場料は500円(高校生以下は無料)。期間中はミュージアムコンサートや、ジェルキャンドル・万華鏡の制作体験も行う。問い合わせは同事務局(不二輸送機ホール、TEL 0836-71-1000)まで。8月26日まで。

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